2024年 登山道補修等の活動(6月)

2024年6月25日

ずっと雨や曇りの梅雨らしい日が続いています。今日も濃いガスの中、4月から継続している西遊歩道沿いの金属柵を設置しました。ゲートまで残り60mでしたが、頑張って作業を終えることができました。数頭の鹿が中にいる可能性はありますが、いちおう西エリアはこれまでと比べ植生が守られることになると思います。金属柵は、雪が降る前に取り外し、来春再び設置します。

  • 作業内容 鹿の侵入防止のための金属柵設置
  • 作業場所 伊吹山山頂
  • メンバー 8名

今日は濃いガスの中での作業でした。

残り60m、頑張って作業を終えることができました。

他の箇所のネットの破れも補修しました。


山頂方面

駐車場方面

シモツケ(下野)が咲きだしました。



2024年6月19日

昨日はかなりの雨が降りました。表登山道にこれ以上の被害がないか心配です。

さて、今日も山頂に金属柵を設置する作業の続きです。今日はこれまでと逆に、ゴールの西遊歩道入口側から作業をすすめました。急斜面のうえ、石灰岩がごろごろして、なかなか厳しい現場です。でも今年の作業ももう残り少し、これが完成すれば、山頂西エリアへの鹿の侵入はなくなると思います。

  • 作業内容 鹿の侵入防止のための金属柵設置
  • 作業場所 伊吹山山頂
  • メンバー 5名

今日はヘルメット着用

足元はがらがらの急斜面です。

アンカーの打ち込み。この機械がときどき壊れます。


今日のスタート地点。化繊ネットを撤去し、金属柵を設置します。

ずうっと向こうから、作業を進めてきました。もう1,2回で終了予定です。

鹿の食べないクサタチバナ(草橘)の大群生。環境省のレッドデータブックでは、準絶滅危惧に指定されています。



2024年6月15日

今日は伊吹山ドライブウェイ開通60周年ということで、通行料金半額、スカイテラスのそば、うどんは60%OFFでした。食べてる時間はありませんでしたが。

今日はメンバーが多いので2班に分かれ、この前からの続きの金属柵の設置と、5月31日に市職員やボランティアの方々により設置された東登山道出口のスポット柵のアンカー打ち込みをしました。西遊歩道沿いの金属柵は、あと2日くらいで完了しそうです。スポット柵の方は、ちょっとやばいことに・・・。

  • 作業内容 鹿の侵入防止のための金属柵設置、スポット柵のアンカー打ち込み
  • 作業場所 伊吹山山頂
  • メンバー 9名

西遊歩道沿いの金属柵、ゴールまであと2日かなあ。

スポット柵のアンカー打ち。地味に疲れる作業です。

お昼を食べて休憩。至福の時間。


せっかく作ったスポット柵の中に。君はどこから入ったの? かわいいですが、花を食べるのはやめてくれ。

滋賀県では分布上重要種のグンナイフウロ、鹿が食べられない斜面に咲いています。

石灰岩地に咲くヒメフウロ。別名シオヤキソウ。



2024年6月5日

4月から行っている作業の続き。西遊歩道沿いに獣害防止のための金属柵を設置しました。今日は6人で60mを設置しましたが、機器の不調で、アンカーを打ち込むことができませんでした。クローラー運搬車を使って、金属柵や支柱の運搬も行いました。以前はすべて人力で行っており、それだけで疲れ果ててしまいましたが、米原市がクローラーやドローンを導入したことで、ぐっと楽になりました。ありがとうございます。

鹿の忌避植物であるマルバダケブキの群生の中に、ノビネチドリが咲いていました。伊吹山ではほとんど見られない花です。

  • 作業内容 鹿の侵入防止のための金属柵設置
  • 作業場所 伊吹山山頂
  • メンバー 6名

この前からの続きの作業。作業は順調ですが、機械が不調です。

まわりは鹿が食べないマルバダケブキだらけ。滋賀県では、分布上重要種に指定されています。

左が従前の化繊ネット、右が金属柵。2重の備えで鹿の侵入をシャットアウト。


クローラーによる運搬。作業がぐっと楽になりました。

柵の外側で群生しているのは、これも鹿が食べないクサタチバナ。環境省では準絶滅危惧、滋賀県でも希少種に指定されています。

ノビネチドリ。伊吹山ではほとんど見られなくなりました。滋賀県では、絶滅危惧種に指定されています。