特定非営利活動法人霊峰伊吹山の会

ふるさとの山に感謝しその恵みを次の世代に引き継ぐために

【御礼】ヤマップ様および伊吹山登山道の整備事業にご賛同いただいた皆様へ

この度は、伊吹山登山道の整備事業に多大なるご支援を賜り心から御礼申し上げます。

十数年振りの大雪となった伊吹山も、4月に入り季節外れの高温の日もあるなど一気に雪解けも進み、先日417日に当会のメンバー8人で伊吹山4合目から山頂まで登山道の点検・整備を行いました。大量の積雪や獣害の影響で登山道の誘導ロープの切断や多くの鉄杭が大きく曲がるなどの被害があり、まずは誘導ロープの張り直しなどの登山者の皆様の安全確保のための応急措置を実施しました。

しかしながら、登山道の洗掘や路肩の崩壊は進み、裸地化した周辺斜面からの落石のリスクも非常に高くなっています。このため、今後計画的に登山道の修繕、裸地化した斜面の植生回復事業に取り組む予定です。ご支援頂いた財源でこれら事業に必要な資材等の購入など計画的にかつ効率的に活用させて頂きますので、今後とも当会事業へのご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

                                        2022年4月20日  NPO法人霊峰伊吹山の会


多くの薬草を始め植物の宝庫でイヌワシが舞う豊かな生態系の山、360度の眺望の山、古くからの信仰や修行、戦国の山城など歴史の山、田畑を潤し琵琶湖淀川の水源の山、そして百名山の一つとして多くの方に愛される恩恵を与えてくれる伊吹山です。



令和2年から地元の有志で、伊吹山の自然を守り、楽しく安全に登山を楽しんで頂くために、山腹の土砂流出によって洗掘された登山道の補修や誘導ロープの設置作業をスタートしました。今後は裸地化した斜面の植生回復事業や魅力発信事業にも取り組みます。



伊吹山の環境問題は、昭和の時代以降、観光客や登山者のゴミやお花畑への立ち入りなどの問題でした。しかし、平成の終わりから令和の時代、地球温暖化に伴うニホンジカの急増による食害、頻発する大雨による土砂流出など山の崩壊も懸念される深刻な事態です。



取り戻したいこの光景(2007年の伊吹山頂のお花畑)

かつて伊吹山のお花畑を代表していた伊吹山頂一帯は、2003年に国指定天然記念物「伊吹山頂草原植物群落」となりました。日本の中央に位置し北方系や南方系の植物、古い山で多くの固有種、石灰岩を好む植物、亜高山性の植物、多雪地帯の植物など多様な性質を持つ植物が確認できる植物の宝庫として…。

しかしながら地球温暖化の影響でこれまで生息数が限られていたニホンジカの急増等により深刻な生態系の衰退がもたらされています。

何とか、伊吹山をもとような豊かな生態系をもつ姿に近づけ、健全な姿で次の世代に引き継げればと思います。

多くの伊吹山を愛する方々、関係団体の皆さんとともに一緒に取り組んでいければと願っています。

 



最終更新日:2022年8月8日

NPO法人霊峰伊吹山の会

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