2024年8月12日
7月29日、8月は7日、9日、10日そして山の日の11日の5日間、ドライブウェイ駐車場で伊吹山レンジャーの方といっしょに啓発活動を行いました。伊吹山の環境保全のための協力金についてお願いし、伊吹山で今咲いている花の缶バッジや、植生復元プロジェクトのステッカーなどをお渡ししました。ほとんどの方が、快く協力してくださいました。啓発活動の後は、金属柵、ネットに沿って山頂まで登り、補修やごみ拾い等をしましたが、ネットの破れや、傾いた金属柵の間から、数十頭の鹿が西エリアに入り込んでおり、早急に全周を金属柵に更新する必要があります。
また昨日の山の日は駐車場でいろんなイベントがあり、米原市、岐阜県の関ケ原町、揖斐川町とで、伊吹山の再生、振興に関する広域協定が締結されました。
伊吹山のローカルルールも説明し、協力をお願いしました。
お花が咲いてる場所もご案内。
ネットの破れの補修。早く金属柵にしなければ。
保護柵の中はシモツケソウやルリトラノオが満開。昔は山頂一帯がこうでした。
西エリアに侵入した鹿。立派な角のオス鹿がたくさんいました。
米原市長、関ケ原町長、揖斐川町長で協定締結。伊吹山は県境の山、必要なことですね。
2024年6月26日
地元の小学校の伊吹山登山をサポートしました。ずっと悪い天気予報でしたが、今日は晴れ間もあって視界も良好でした。伊吹山に咲く花や、景色を楽しみながら登ってもらい、子どもたちは山頂のごみ拾いもしてくれました。山頂からは、自分たちの学校や知っている建物も見えて大喜びでした。
駐車場からびわ湖を眺めます。
花を観察しながら、西遊歩道を登ります。
今日は下界より山頂の方がいい天気だったみたいですね。
展望台から、自分たちの学校や知っている建物を探します。
けがやトラブルもなく下山できました。
お久しぶりのタケル君
2024年6月22日
伊吹薬草の里文化センターの設立30周年を記念して、6月30日(日)に「伊吹山と草花~美しい伊吹山を一緒に取り戻そう~」というシンポジウムが開催されます。山の編集長萩原浩司さんの講演や、僕たちNPOのメンバーも参加するパネルディスカッションもあります。参加申し込み不要、入場無料です。このホームページを見ていただいているみなさんも、ぜひお越しください。詳細は、
伊吹山特設サイト ← クリック または
広報まいばら6月号 ← クリック をご覧ください。
2024年6月10日
地元小学校の5,6年生の学校登山を、NPO法人のメンバーでサポートしました。普通の年なら、ふもとから伊吹山の頂上まで登るのですが、登山道崩壊のため入山禁止ということで、グランスノー奥伊吹のゲレンデをチャンピオンコースのトップまで登ります。はたしてこれは登山と言えるのか、とも思いますが、冬にスキー教室で来るところが、夏はどんな姿をしているかを見るのも勉強になるかもしれません。でも、せめてブンゲンまで行ってほしかったなあ。
センターハウスの前で打合せ。注意事項の説明など。
スキー場のゲレンデを歩いて登るというのも、貴重な経験かも?
リフトなら楽々ですが、歩くとけっこうしんどいですね。
夏のゲレンデ。昔はキャンプ場でした。
途中にある冬には見られない滝。生徒たちも感動してました。
オカリナを吹く男。モンベルの社長ではありません。
2024年4月4日
米原市の観光まちづくりをすすめる組織、「一般社団法人びわ湖の素DMO」のホームページに、美しい伊吹山を取り戻すというテーマで、僕たち霊峰伊吹山の会の髙橋会長と、伊吹山でイヌワシの写真を撮り続ける動物生態写真家の須藤一成さんのインタビューが掲載されています。米原市や滋賀県がすすめる伊吹山植生復元プロジェクト、僕たちのグループが行っている登山道整備や植物を守る活動、須藤さんが考える野生動物にとっての伊吹山のあり方など、みなさんにとっても興味深い内容が掲載されています。ぜひご覧ください。
これからもびわ湖の素、米原 ←クリック
2024年3月1日
昨年7月12日の大雨による登山道崩壊により、山麓からの登山が禁止され、現時点では再開の見通しは立っていません。滋賀県と米原市では、連携して伊吹山の復旧に取り組むとして、登山道の復旧、植生の復元、鹿の駆除等に来年度予算を計上することとしています。
そうしたなか、米原市では、新たに「伊吹山特設サイト」を開設し、ネット上でも公開されました。伊吹山に関する様々な情報が掲載され、僕たち「霊峰伊吹山の会」「ユウスゲと貴重植物を守り育てる会」についても紹介していただいています。今後、県・市の取り組み状況等についても、ここで情報発信がされますので、僕たちの会のホームページと合わせ、定期的にご覧になっていただきたいと思います。
伊吹山特設サイト 伊吹山特設サイト/米原市 (maibara.lg.jp)
2024年2月24日
今年はほんとに雪が降りません。まともに積もったのは1月の1回だけです。たくさんの鹿が冬を生き延びて、ますます緑が失われることになりそうです。
さて、伊吹山のふもとでは、雪が消えると、スプリングエフェメラルといわれるいろんな花が咲きだします。去年も早くてびっくりしましたが、今年はさらに早く、セツブンソウ(節分草)はもう満開です。今日はそんな花たちの写真を撮りに近くを歩いてきましたので、その様子をお知らせします。
それから今日、伊吹山で遭難事故があり、落石の直撃で一人がお亡くなりになりました。登山道の崩落以後、すべての登山コースが登山禁止になっていて、各登山口には大きな警告看板が設置され、バリケードやテープ等で封鎖されていますが、それでも入山しSNSなどに投稿する人がたくさんいます。雪が消えて雪崩の危険はなくなりましたが、石や岩が浮いていて落石の危険が高まっています。絶対に登らないようにお願いします。
セツブンソウ(節分草)、節分の頃咲きだすのでこの名がありますが、今年は1月から咲いていました。
あちらこちらで満開です。少しずつ増えているように思います。キンポウゲ科ですが、この種を鹿は食べません。
スハマソウ(州浜草)も、日当たりのいいところで咲いています。セツブンソウが終盤になる頃、満開になります。雪割草とも呼ばれます。
アズマイチゲ(東一華)はまだまだこれから。つぼみはいくつかありましたが、開いている花はありませんでした。
キバナノアマナ(黄花の甘菜)。あちらこちらでぽつぽつと咲いていますが、たくさんはないので、見つけにくい花です。
フクジュソウ(福寿草)。鈴鹿の山にはたくさんありますが、伊吹山麓では少ないです。石灰岩質を好む花ですが、なぜなんでしょう。
2024年1月15日
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。昨年は7月12日の大雨で登山道が大きく崩落し、今現在も入山禁止の措置が続いています。滋賀県は、当初11月を目途に応急的な復旧措置を行うとしていましたが、損傷の規模が大きく、その見通しはまだたっていません。僕たちの活動も以後は制限され、今年の活動計画が立てられない状況ですが、せめて3合目までの登山禁止が解除され、ユウスゲ祭りや毎月の観察会だけでも実施できないかと考えています。
さて、そういう中ですが、今JR北陸本線坂田駅に併設された田んぼっ湖カフェで、「ねぇ知ってる!?伊吹山の今とこれから」と題した企画展が開催中です。主催は伊吹山レンジャー(米原市未来つくり隊)のお二人と、米原市シルバー人材センターです。僕たち霊峰伊吹山の会、ユウスゲと貴重植物を守り育てる会の活動も紹介していただいています。お時間がありましたら、ぜひ見に行っていただきたいと思います。田んぼっ湖カフェでは、新鮮な地場産野菜も販売されています。
今年は伊吹山にも雪がほとんど積もらず、また鹿が増えるのではと心配です。
JR坂田駅隣接の田んぼっ湖カフェ。企画展は2月6日まで、水曜休館です。
伊吹山の魅力、クイズ形式になってます。子どもさんの勉強にもなりますよ。
僕たちの撮った写真も使っていただいてます。
ユウスゲと貴重植物を守り育てる会
霊峰伊吹山の会
米原市が政策したビデオも流されています。
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