2023年 登山道補修等の活動(11月)

2023年11月15日

11日に続いて、3合目の草刈りとレモンエゴマの種採取を行いました。多分今年最後の草刈りになると思います。

伊吹山は一昨日初冠雪しましたが、その雪はすぐに溶けてしまいました。ただ、去年の初冠雪と比べる19日も早く、スーパーエルニーニョで暖冬だといわれていますが、どうなんでしょう。カメムシも大発生してますし。当地では、カメムシの多い年は大雪だといわれています。

8合目あたりから流れ出た水が、4合目でも深い溝を形成し、3合目の広場に土砂を堆積させています。

それぞれ分担して草刈り。今日もハンマーナイフが活躍。

トイレや東屋の周りも刈りました。

草刈りの後は、全員でレモンエゴマの種採取。いい匂いがします。


草刈り完了

4合目でも流水による深い溝ができてます。深さは4mくらい。

粘土のような粒子の細かい泥が、3合目に堆積しています。動物の足跡だらけ。



2023年11月11日

伊吹山3合目、植生保護エリアの作業2日目です。草刈り機やハンマーナイフ(自走式草刈り機)フル稼働で8割作業を終えました。何とかあと1日で完了しそうです。
また、タケニグサやチカラシバに続き、鹿の不嗜好植物であるレモンエゴマの種取りをしました。今後土砂流出防止のために使用します。今日も絶好の登山日和ですが、伊吹山は入山禁止で静かです。マユミやツルウメモドキ、サルトリイバラの赤い実がきれいでした

今日もいい天気。まだ登山禁止なので、静かな伊吹山です。

ハンマーナイフでの作業は早い。刈ったススキが細かくなるので、後の搬出作業も不要です。

ハンマーナイフが使えないところは刈払い機で作業。


ほぼ8割作業完了。秋の空。

レモンエゴマ檸檬荏胡麻)の種。命名は牧野富太郎博士。

種を採って植生復元地に散布します。



2023年11月9日

午前中、3合目の植生保護エリアのネット引き下げと、エリア内の草刈りをしました。毎年、冬の前に行う作業で、ネット内のススキやササを刈り取ることで、翌年春の貴重植物等の芽吹きを促進します。明日からは冬型気圧配置になるらしいのですが、今日は風もなく暖かくて、絶好の草刈り日和です。

3合目には数本のマユミやツルウメモドキがあって、たくさんの実を付ける年、全然付けない年がありますが、今年は去年に続き豊作で、葉が落ちれば、きれいな赤い木を見ることができます。といっても、残念ながらまだ登山禁止で、見ていただくことができませんので、またここに写真を掲載したいと思います。

草刈り機に燃料を入れます。だいたい1時間で空になります。

障害物のないところは、ハンマーナイフという自走式草刈り機で刈ります。

岩のあるところやネット際、斜面は刈払い機で


本日の作業完了

3合目のシンボルツリー、マユミの木。たくさん実が付いています。

ツルウメモドキもきれいですね