2023年 情報発信等の活動

2023年6月16日

地元の小学校の伊吹山登山を、NPO法人のメンバーでサポートしました。今日はその第二弾、低学年ということで、ドライブウェイ駐車場からの山頂周回の予定でしたが、寒くてガスで真っ白。安全を考慮して、西遊歩道途中までの往復とし、途中、咲いてる花等の説明を聞いてもらいました。これだけではちょっと残念なので、学校に帰ってから、我が法人の会長が、伊吹山の自然や花のお話もさせていただきました。

残念ながら、霧で真っ白。

西遊歩道でお花の観察をしてもらいました。

伊吹山ドライブウェイさんの、お花のパンフレット。


グンナイフウロ(郡内風露)。滋賀県では分布上重要種。岐阜県では準絶滅危惧種です。

カノコソウ(鹿の子草)のつぼみ。この花も滋賀県では分布上重要種、岐阜県で準絶滅危惧種です。

学校に帰ってから、体育館で追加のお勉強。



2023年6月13日

市内の2つの中学校の学校登山を、NPO法人のメンバーでサポートしてきました。残念ながら、ドライブウェイ駐車場からの山頂周回です。今回は、当法人のお花博士が、山頂の植物について説明しました。50種くらいのなかから30種についてお話したそうですが、生徒の皆さん、興味をもってくれたかな。

やっぱり下から登った方が達成感もあるし、見られる植物の数も多いので、来年はぜひそうしましょう。

登りは、花の観察をしながら西遊歩道で。

山頂とうちゃこ。ガスで展望なし。山頂の標識が新しくなりました。

伊吹山の歴史や生態系、課題についても説明しました。


下山は中央登山道から。

クサタチバナ(草橘)の群生。環境省の絶滅危惧(NT)、滋賀県では希少種、岐阜県では絶滅危惧Ⅰ類です。

コバノミミナグサ(小葉の耳菜草)。滋賀県と山口県だけに見られ、環境省の絶滅危惧IB類、滋賀県は絶滅危惧種、岐阜県は絶滅危惧種1類の貴重な花。



2023年6月5日

地元の小学校の伊吹山登山を、NPO法人のメンバーでサポートしました。今回は、ちゃんと下から歩いての登山です。暑くもなく、寒くもなく、風もない絶好の登山日和で、全員元気に登頂できました。5合目と山頂では、毎日見る伊吹山について、その素晴らしさや、いろんな問題について説明し、みんな興味をもってくれたと思います。地元に暮らす子どもたちには、小学校卒業までに、1回は頂上まで自分の足で登ってほしいですね。

もうすぐ3合目、頂上が見えてきました。

鈴鹿の山や琵琶湖を見ながら休憩

険しい岩場も、難なくクリア。


9合目をすぎれば後は楽ちん。山頂のお堂が見えてきました。

頂上でも、伊吹山の保全活動等について説明しました。

カラスくん、そんな所で糞をしたら、バチが当たるよ。



2023年5月31日

市内の小学校の伊吹山登山を、NPO法人のメンバーでサポートしました。登山といっても、9合目のドライブウェイ駐車場からの山頂往復で、ちょっと残念ではありますが・・・。今日の山頂はときどきガスがかかりましたが、雪が残る白山も、遠くに眺めることができました。山頂では、メンバーから伊吹山の自然や歴史、鹿の害などの課題について説明させていただきました。織田信長の薬草園伝説についての質問があって、ちょっとびっくり。

伊吹山についてお勉強もしてもらいました。ときどき青空も。

来年は下から登りましょう。

山頂三角点。撫でられたり、踏まれたりして角が丸くなってきました。


グンナイフウロ(郡内風露)がもう咲いています。郡内とは山梨県都留郡のこと。磐梯山から伊吹山にかけて生育します。

コバノミミナグサ(小葉の耳菜草)。比較的たくさんありますが、環境省の絶滅危惧ⅠB類、滋賀県でも絶滅危惧種の貴重な植物です。

環境省の準絶滅危惧、滋賀県では希少種のクサタチバナ(草橘)の群生。鹿は食べないことになっていますが、そのうち食べだすかも。



2023年5月23日

大阪市の私立中学校の伊吹山登山を、NPO法人のメンバーでサポートしました。7月に富士山に登るため、その練習を兼ねての登山とのこと。伊吹山は、登山道の状況、標高差などが富士山と似ているため、予行練習や体調チェックのために登る方もおられます。予定よりちょっと時間がかかりましたが、無事登頂することができました。富士山もきっと登れると思います。頑張ってくださいね。

2合目を過ぎて、眺望が広がってきました。いい天気ですが、ちょっと霞んでいます。

3合目でお昼ごはんを食べ、5合目まで登ってきました。ここから本格的な登山が始まります。

6合目の避難小屋まできました。みんな、頑張って登っています。


7合目を過ぎると岩場の登りが始まります。みんな三点支持でスムーズに通過。

無事山頂に到着。たける君にご対面。

登山道で見た花、クサタチバナ(草橘)。環境省の準絶滅危惧に指定されていますが、鹿が食べないため、頂上に群生します。