2022年9月24日
台風が過ぎ去り、ときおり青空が広がる爽やかな天気。
台風とその前の大雨で損傷した登山道を補修しました。登山道に雨水が流れ込み、深い溝を作って歩きにくくなっていました。大きな石や土を詰めて、木柱と板で階段状に整備しました。雨水は別のルートに誘導し、登山道と干渉しないところに流します。さらに8合目の損傷個所の補修と、ショートカットルートに制限ロープを設置しました。
今日は3合目から、鉄筋でできた杭を背負ってスタート。見た目以上に重いです。
今日の補修箇所。2ルートに分かれて水道ができており、登山道がなくなっています。
流路を1方向に絞り、登山道を整備します。
絶景を眺めながら、お昼ご飯。
補修完了。かなり歩きやすくなったと思います。登山者の方から、お礼や労いのことばをたくさんいただきました。
3合目はススキの波。明日は今年最後の植物観察会です。
7~8合目の中間部に今年施工した落石防止板が大雨によりえぐれて損壊してしまいました。
板材を撤去するとともに、えぐれた大きな溝の中に4袋のヤシ土嚢に石を詰めこんで並べ、上に土をかぶせて登山道を補修しました。
8合目手前にできたショートカットルート。しっかりとついた踏み跡を無くし、ロープで侵入防止措置を行いました。
2022年9月21日
台風14号、こちらでは特に被害をもたらすことなく過ぎ去りました。いきなり晩秋のような気温となり、朝夕は寒いくらいです。
今日は、大雪や鹿のアタック等で破損した防獣ネット等の部材を、頂上から撤去しました。ドライブウェイの駐車場まで、何往復もして担ぎ下ろすのかと心配していましたが、山小屋への食材や資材運搬用のモノレールを使わせていただけることになり、1日だけで作業終了となりました。
※米原市有償ボランティア
これだけの部材を担ぎ下ろすのは、どう考えても無理ですね。
固定方法がまずかったのか、台風で防獣ネットのゲート2か所が破損していました。
太い針金で頑丈に固定しました。
台風一過、空気が澄んで、びわ湖が全部見えました。
シオガマギク(塩竈菊)。鹿が食べる植物ですが、どういうわけか今年はたくさん咲いています。
コイブキアザミ(小伊吹薊)。伊吹山の山頂付近だけに生育する固有種です。
2022年9月18日
大型台風接近中ですが、弥高さつま会の皆さん、米原市文化財担当職員の皆さんと、弥高寺跡の草刈りでした。弥高寺は、平安時代に標高700mの伊吹山中腹に開かれた山岳寺院で、戦国時代には京極氏、浅井氏によって山城として利用されました。今は、京極氏遺跡の一部として国史跡に指定されています。
時おり大雨、そして強風とあいにくのコンディションでしたが、二十数名の草刈りのプロが集結し、午前中に主なところの草刈りを終えることができました。
大雨、強風のなかでも、みんなで楽しく作業。
弥高寺の本坊跡。天気がいいと、近江・美濃の国が一望できます。
僧坊跡が何段も続きます。滋賀のマチュピチュ。
2022年9月11日
大雨で損傷した登山道の補修を行いました。5合目から8合目にかけて、ふもとから見てもはっきりわかる大きな溝が数本あり、何か所かで登山道を横切っています。また、流水は登山道にも流れ込み、ここにもたくさんの溝ができ、歩きにくくなっています。今日は先月末の補修箇所から少し下、6合目半あたりの登山道に、流水の勢いを弱めるための板を設置し、溝を石で埋めるなどの補修を行いました。
今日から女性会員もボッカの仲間入り。次回は板2枚かついでもらいましょう。
今日の補修箇所は、登山道がえぐれたここと
流水でできた深い溝です。
いつものように、穴を掘り支柱を埋め込んで板を固定します。
この場所は補修完了。できるだけ真ん中を歩いて土を固めてください。
まだまだ暑いですが、山は秋の気配。
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