滋賀県版SDGsのマザーレイク・ゴールズ(MLGs)、様々な恵みをもたらしてくれる山や森について語り合うオンラインイベント報告者の一人として参加し、伊吹山の植生についての課題と取組について報告しました。私たちの活動は森を守る、活用するというよりも、伊吹山特有の草原群落を中心とする生態系を守る取組ですが、急増するニホンジカの食害と頻発する大雨によって裸地化した斜面が広範囲に広がるドローンの映像には、以前の伊吹山と全く違うと参加者の皆さんも驚かれたようです。
伊吹山に限らず身の周りの自然でも、いろんな形で生態系の劣化が起こっています。そこに関心を持って何でもできることから、仲間に声かけてアクションしてほしいと申し上げました。
なお、このイベントの模様は収録され、後日公開される予定です。
3月8日にYouTubeで公開されました。https://www.youtube.com/watch?v=ww3NX4rM2Hg です。ぜひご覧ください。
他の報告者は達人ばかりでした。
伊吹山中腹におけるニホンジカの群れ。一帯伊吹山系にはどれだけ生育しているのやら。
中腹のドローン映像。登山道の両側に裸地化した月面のような斜面が広がっています。
伊吹山にはいろんな魅力があります。
①滋賀県だけでなく、岐阜県、愛知県、三重県の369校もの学校の校歌で伊吹山が歌われ、多くの人に親しまれています。
②季節ごとに美しい姿で癒してくれる山
③多様な植物や、生態系の頂点に立つイヌワシが生息する自然豊かな山…
などなど、右のスライドのように多くの恵みをもたらしてくれます。
何とか健全な姿で、次の世代に引き継げるよう取組を進めたいと思っています。
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